支出を見直す【ストレスなしで2千万円を生む】

FIREマニュアル

 家計収支の改善に即効性があるのは支出の削減です。

優先すべきは固定費の削減

 支出の見直しは、固定費からやるのが鉄板です。一度やればその後はストレスになりません。

  •  住居 最も大きな固定費です。引っ越しが伴う場合はすぐに削減するのは難しいかもしれませんが、支出に与える影響が大きいので、見直しのタイミングに慌てないで済むようプランは用意しておきましょう。子持ちの人などは、家族構成の変化等に合わせて柔軟に対応できるよう、特に計画的に考えておきたいところです。
  •   車がなくとも生活ができる都市部に住み、クルマが趣味ということでなければ、手放すことを検討してみましょう。必要な場合でもカーシェア等で十分ではないか検討してみましょう。あるいは、生活の足というだけであれば中古の軽自動車でも十分ではないでしょうか。ちなみに私はクルマを所有していましたが今は手放しました。
  •  保険 生命保険は必要最小限にしましょう。まず、年金保険料を納めている人は遺族年金について調べましょう。それで足りない分だけ、ネット生保の掛け捨て逓減型に入りましょう。ちなみに私は生命保険には入っていません。私が亡くなっても扶養家族が生きていけるだけの資産がすでにあるためです。また、共働きの場合はパートナーが働き続けることで生計が維持できる可能性があります。自分が亡くなったらどうなるか、現実的なシミュレーションをして検討しましょう。より詳しくはこちらの記事に→「保険に入るときの考え方
  •  スマホ 安いプランや格安SIMへの変更を検討しましょう。
  •  水道光熱費 電力会社はシミュレータ等で安い新電力をみつけ、乗り換えましょう。その際は、ポイントサイト経由で申し込むとポイントがもらえないか調べてみましょう。また、公共料金の支払いは高還元率のクレジットカード払いにすると、口座振替より得することがあります。
  •  サブスクリプション 使っていないサブスクリプションは解約しましょう。

ふるさと納税と楽天経済圏

 他のおすすめは、ふるさと納税で日用品を購入することです。また、楽天経済圏に入ることで大量のポイントを獲得する仕組みを作れば、大きな節約になり得ます。1度仕組みを作ってしまえば、後はラクです。

月々1万円の節約は、20年後の400万円!

 固定費削減の重い腰を上げるには、これを意識してみましょう。

 1万円を節約し、利回り5%の資産運用に回せば、20年後には400万円になっていることが期待できます。

 月々千円の節約でも20年後の40万円です。

 車を手放して月々3万円、不要だったとわかった生命保険を見直して月々1万円、家族で格安SIMに移行して月々1万円、と節約すれば、合わせて月々5万円の節約になり、20年後の自分に2千万円!をプレゼントできます。

日々のストレスになる節約はおすすめできない

 食材を少しでも安く買うために複数のスーパーを回る、電気代の節約のためこまめにコンセントを抜き差し、・・・等のちまちました節約は日々のストレスとしてずっと続きます。

 この手の節約は効果が薄く、ストレスが大きいです。

 こうした節約をゲーム感覚で楽しんでできる人は別ですが、一般的にはあまりおすすめできません。

趣味などに使う支出

 趣味などに使う支出は、他人から見ると無駄に見えます。

 しかしその趣味があなたにとって支出に見合う価値のあることであれば、無駄使いではありません。よくよく検討した結果、趣味に使う支出は上げるべきという結論になるかもしれません。

 自分の幸福を決めるのは自分です。あくまで自分の価値観に従いましょう

 ただ、カネのかかる趣味がFIREを遅らせるのは事実です。創作や料理など、カネがかからない創造的な趣味を持っていると有利です。できれば若いうちからそうした趣味を育てておきたいところです。

地位財と非地位財を知る

 個人的に支出の削減に大きな影響があったのは、地位財と非地位財という概念を知ったことです。

 地位財とは、家、クルマ、時計、ブランド品、子どもへの教育費のように、自分の社会的な地位を示す財のことです。

 非地位財とは、他人と比較することなく絶対的に価値のある財です。例えば休暇などです。

 地位財は他人と比較して勝ることに価値があるため、自分が高級な財を買っても、相手もそれに対抗してさらに高級な財を買うため、果てがありません。知らぬ間に陥りがちな地位財競争ゲームの罠です。

 地位財の概念をよく理解することで、(完全に、ではなくとも)この罠から逃れることができます

 私は地位財の概念を知ったことで、大きな買い物で後悔することがほとんどなくなりました。

一二三
一二三

昔はブランド品などを買って、後悔することが多かったのです。

 地位財と非地位財について詳しく知りたい人は、『幸せとお金の経済学』(ロバート・H・フランク、金森重樹監訳、フォレスト出版)という本がおすすめです。


 地位財と非地位財については、こちらで記事にしました。

自分の価値観と向かい合うということ

 支出を見直すということは、自分にとって何にお金を使うことが最も良いのか、という自分の価値観と向かい合うことになります

 価値観は変化していきますから、時々自分に問いかけて、支出を見直していきましょう

 次は→「資産を把握する

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