FIREとは?

FIREマニュアル

FIREとは

 FIRE(ファイアー、Financial Independence Retire Early)とは、会社に頼らなくても十分に生きていける資産を築いて経済的自立(FI)を達成し、早期リタイア(RE)することを意味します。北米発祥のムーブメントで、最近は日本でも話題になることが多くなりました。

 資本主義社会のメディアは、より多く稼ぎ、より多く消費することが幸せであるかのように煽ってきます。カネのために毎日長時間会社に拘束されてやりたくもない仕事をし、人生の貴重な時間を失っていく。「これを買えば幸せになれる」と企業が売り込んでくる大量の商品に、稼いだカネを果てしなくつぎ込む・・・。

 そんなライフスタイル、自分にとっては本当の幸せではないのではないか?

一二三
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贅沢はいらない、自由がほしい!

 ミレニアル世代を中心に、そうした疑問を抱いた人々がはじめた社会運動です。

 要するに、自分の幸せに本当に必要なものを見定めて支出を抑えた上で、労働収入がなくても不労所得だけで生活できる資産を築いて会社を辞めてしまおう!ってことですね。

 会社を辞めた後は、手に入れた自由な時間を使って、夢を追いかけたり、好きなことにチャレンジしたり、単純に遊んで暮らしたり、が可能になります。

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私も2018年頃から、会社を辞めて夢を追いかけたくなり、FIREを志向するようになりました。

どれだけの資産を築けばよいか

 ではどれだけの資産を築けばそんなことが可能になるのでしょうか?

 おおまかには年間支出の25倍ということになっています。FIREの理論的基礎になっているのが4%ルールというもので、年間支出の25倍の資産を投資に回すことで、4%ずつ取り崩していっても長期間にわたって資産が尽きる可能性は十分低い、という経験則です。

 なお、30年を超えるリタイア期間がある場合は4%ルールではなく3.5%ルールや4%ルールが望ましいという議論があり、この場合、年間支出の29倍や33倍の資産を築く必要がありますが、この議論について詳しくは次回触れます。

 幅はありますが、この年間支出の25~33倍という金額が、資本主義社会における自由の値段ということができます。

 一番低い金額でも年間支出の25倍であり、これは大変なものです。例えば、年間支出が400万円の人であれば、1億円の資産を築く必要があります。なかなか厳しそうですね。

サイドFIRE

 そこでです。FIREにはオプションがあり、サイドFIREというものがあります。リタイア後の年間支出をすべて不労所得が賄うわけではなく、一部はちょっとだけ働いた労働収入で補ってやろうというやり方です。つまりセミリタイアですね。

 例えば、先ほどの人がリタイア後も毎年200万円だけ労働で稼ぐことにすれば、必要な資産は5000万円になり、現実味が増します。

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私が目指すのもサイドFIREになります。

FIとRE FIは皆が目指す価値がある

 ところでFIREは、FI(経済的自立)と、RE(早期リタイア)の2つから成っていますFIが不労所得で生活できる資産を築くことで、REは会社を退職することですね

 RE、つまり、会社を退職することを目指す人は限られていると思います。夢へのチャレンジや趣味に時間が必要で会社に拘束される時間を無くしたいとか、仕事が嫌でしかたないとか、会社を辞めなければならない事情がある人です。暇になっても時間を持て余すだけだし、別に今の会社に特段の不満が無いという人は、REを目指す必要はありません。

 一方、FIは皆が目指す価値のあることです。今は会社に不満がなくても、将来異動になって望まない仕事をやらされるかもしれませんし、パワハラおじさんがあなたの上司になるかもせれません。

 そんなとき、もし会社からの給料に頼らなくても生活できるだけの資産があればどうでしょうか?会社が嫌になればいつでも辞められます。実際に辞めはしなくとも、いつでも辞められるという状態になっていれば、会社を相手に強気で交渉できます。部署の異動を交渉することもできるし、仕事を断ることもやり易くなります。「会社をいつ辞めてもいい」というカードを持っている人はとても強いのです

 また、会社が倒産したり、リストラにあうかもしれません。しかし、FIを達成していれば生活は保障されているわけですから、恐れることはありません。転職など新しいことへのチャレンジもやり易くなるでしょう。

 FIを達成すれば、人生は相当に生きやすくなります

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